熊被害!冬眠は「空き家」でするかもしれない!!

12月に入り昨今ニュースで取り上げられている熊被害も冬眠で減るのでは!?と思っていたのですが、、、
熊被害は減ることはなく、熊はいつ冬眠するのでしょうか?
熊被害急増中
2025年は特に熊被害が連日のようにクマの出没情報、被害が報道されています。
東京都西部地域でも、熊の目撃情報があり話題にもなりましたよね。

12月に入っても熊被害、目撃情報はあります、、、
熊はいつ冬眠するのでしょうか?
熊被害の原因
1. 餌不足(ドングリ不作など)
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ブナやミズナラなどの“堅果類(ドングリ類)”が不作の年は、クマが山で十分な餌を確保できません。
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餌を求めて里山や人里に下りてくる回数が増えるため、遭遇リスクが上がります。
2. 温暖化・気候変動
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気温上昇により餌となる植物の生育周期が変化したり、不作が頻発したりします。
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クマの冬眠期間が短くなることで、人との接触期間が増えるとも言われています。
3. 人里の環境変化
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放置果樹園、家庭ゴミ、野菜畑など、クマにとって魅力的な「人間由来の餌」が増えている地域があると考えられます。
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一度人間の食べ物のおいしさを覚えると、 habituation(人慣れ)が進み、再び人里に出没しやすくなるといわれています。
4. 過疎化・里山の管理不足
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里山の草刈りや果樹の管理が行き届かなくなり、クマが人里近くまで安全に移動できる“隠れ場所(藪・放置林)”が増えています。
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人の気配が減ることでクマも警戒しにくくなります。
5. 個体数の増加(地域差あり)
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近年、保護政策によってツキノワグマの個体数が回復してきた地域があります。
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結果的に人との接触機会が増える地域もあります。
冬眠の意味
熊の冬眠の主な理由は 冬に餌がほとんど手に入らないから です。
エネルギー消費を最低限にして、厳しい季節を乗り切るために冬眠しているんです。
クマの冬眠は「本当の眠り」ではなく、代謝を劇的に下げた省エネモードといえばイメージしやすいと思います。
冬眠の期間
冬眠の期間については、地域や餌の状況で変動します。
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北海道のヒグマ:11月〜4月頃
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本州のツキノワグマ:12月〜3月頃
※暖冬や餌の豊作年(どんぐりが多い年)には冬眠開始が遅れたり、中断する個体も見られます。
空き家での熊被害
古い空き家・廃屋の床下や押し入れで冬眠
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人が長期間住んでいない
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出入り口が壊れている・開いている
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静かで、人の気配がない
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風雨がしのげ、外敵の心配が少ない
こうした理由でクマが侵入し、そのまま冬眠場所にしてしまう例があります。
✔ 実際の例(日本)
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北陸や東北地方で、空き家の床下や物置で母グマと子グマが冬眠していた報告が複数あります。
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家の所有者が春に戻って発見するパターンが多い。
なぜ空き家を選ぶのか?
クマは冬眠場所として選ぶ条件があります。
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暖かいこと(外より寒くない)
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静かで人の気配がない
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安全で隠れられる
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雨風をしのげる洞穴状の空間
空き家は、これらを満たす“人工の洞穴”になりやすいと言われているんです。
まとめ
熊は人間になれていきています
そして、過疎化によって空き家が増え、近隣住民との人間関係が疎遠になっている現代社会だからこそ空き家で冬眠していた熊が春先に目覚めて動き出し
近隣住民が、目撃するなんてことは2025年以上に2026年は増えるかもしれませんよね
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